朝、懐かしい匂いがしたなって感じた。
子供の頃はよく感じてた匂いだけど今は感じなくなった匂い。
朝の匂い。
かつて触れてたかもしれないものにもう一度触れた時から感性が昔に戻ったのかななんて。
本を読むようになったから感性が豊かになったのかも、なんて。
色々考えるけどやっぱり自分は歳をとっていくんだなっていう現実はちょっとばかし寂しいね。
知識や経験は多少増えてくんだろうけど、どうせならより濃いものにしたいよねっていうのは昔からの内に秘められた願いなんだろうなあ。
勉強に対しての願いや焦りってその辺なんだろうなあ。
だったら昔から手をつけておけば良かったのに。
寂しかったんだろうなあ。
偽りのような関係でも繋がりが欲しかったんだろうなあ。
もったいな。