今日は足に刺さった金属が抜けるらしい。
いよいよ退院が近づいてきたけどなるようになるしかないなあという気持ち。
こういう理由で勉強してるんだ〜なんて力説したものの、自分は不安にならないように読書をしてたのかもなーなんて今朝方思った。
本の内容を頭に詰め込んでる時は不安でいる余裕がないからね。
何が不安かって出来ないことや知らない事が不安な事だから、気を紛らわすための行動が同時に不安を取り除くための行動にもなっていたのかな。
まあ知らないことは無限大だからそっちに傾倒したら不安も無限大になっちゃうから、楽しむことが大事だろうね。
しかも深く考えずに、楽しくしてれば自分の性格的に大丈夫だろう。
破滅的でも極端にネガティヴでもないからのんびりでも真面目に生きていれば気づいたらすごく道を外れていたってことはないだろうな。
今朝そう感じた時少し安心した。
入院の読書の甲斐あったか。
43日目の朝食。
面会、緊張する。
義母が来るからかなあ。
別に嫌いではないけど緊張するよね。
リハビリはまあのんびりだった。
足の金属のピンを抜くもの緊張するね。
別に怖くはないけど。
43日目の昼食。
食べたら面会か〜と思ってた。
面会は何事もなく済んだ。
リハビリ。
明日から松葉杖で歩けるかもって言う期待が高まる。
ピンの除去。
うつ伏せにさせられて
最初に手術してくれた先生がペンチで抜く見本を示してから、若い看護師が順に抜いていく。
なんかこんな殺人事件の小説なかったっけ?
犯人は乗客全員でした、みたいな。
恨みのある被害者にみんなで刃物を突き刺していく事が最後にわかった、みたいな
そんな被害者になった気持ちだった。
若い男の看護師は慎重だった。
若い女の子もそれに次いで慎重。
俺よりほんの少し若いと思われる女の看護師は雑且つ勢いがいいからズポッって音が聞こえる勢いで抜いた。
ペンチがピンを掴み損ねる振動とかも相まって流石に痛い。
見てて痛い。
43日目の夕食。
痛みはほとんどないけど結構血が出た。
自分の血を見たせいかなんとなく落ち着かないし、実際足はジンジンする。
食後勉強はほとんど集中できず、横になりつつも試験が近いのが不安になったので結局過去問を解いてた。
過去問解いたらやめようと思ったけど不安がおさまらなかったのと眠気も感じないから参考書開いてひたすら暗記を試みた。
しばらくして、寝た。