仕事中に行った倉庫のベルトコンベアでなぜか一つだけ運ばれてる箱(商品?)を見て、「あぁ、良いなぁ」と思った。
決まった道をひたすら自動的に運んでもらえる。そんな箱が羨ましかった。
しかものんびり。
ゆっくり。
でも運ばれてる箱は右も左も選べないんだよな。
その点俺は細かく方向転換を選べるから幸せなのか。
でも大体の方向、終着点は決まっててそこに抗うことはできないからな。
どうせ死ぬんだ。
死ぬまで方向転換をしながら何が正しいのかわからないまま死ぬのか。
死ぬのが正しいのか間違ってるのかわからないまま、正しいことが正しいのか間違ってるのかわからないまま死ぬのか?
死ぬのか?
もしかしたら死なないかもしれない。
体に埋め込む永久的な電池とか四肢とか内臓とか開発されたら生き続けるかもね。
そうなったら何のために生きてるのかよりわからなくなるな。
生きてるってどういうことなんだろうな。
生きてるって言葉を忘れるかもな。
このまま科学の進歩が進めば人間がほぼほぼ何もしなくていい未来が待っていて、映画とかの話で遠くない未来とか言ってAIが発達して人間の文明をぶち壊すとかいうけどAIが何もせず人間の手助けだけして傍観してればやることがなくなって存在意義を失って勝手に滅ぶんじゃないか?
何がいいのかわからないな。