小さい頃から体調悪いときは体調悪い顔をしてた。
嫌なことがあったときは暗い顔をしてた。
前にバイト先の社長に「病気でいくら辛かろうがそれを気づかれないようにするのが大事だぞ」って言われたことがあって、そのときはめちゃくちゃ体調悪かったから「何言ってんだ？」って思ってた。本当に辛くて休みたかったけど休ませてもらえなかったんだよね、たぶん、だからそんな生意気なことを思ったんだと思うし、社長はいつも冗談なのか嫌味を言ってるのかわからないような人なので普通にケンカ売られてるんだと思ってた。だからそのときは適当に返事をして無視した。
でも最近になってようやく社長の言ってた言葉の意味がわかったような気がする。体調悪くて暗い顔してても良い仕事できるわけ無いよね、周りにいい影響あるはず無いよね。何より自分が損だよねって話をしたかったのかな？たぶん。
そんなことを思った日曜の昼下がり。
落ち込んだり怒ってたりが続くと損だよね。そのこと以外を考えたほうがお得。でも損得勘定で済むほど単純な話じゃ無い。たまには落ち込んだり怒ったりするのもいいのかもしれない。たまにはね。
