何か物が欲しい、買いたい。
これは精神的に疲れてる時によく思うことだって最近気づいた。身体的に疲れてる時は欲しいものだとかお金を使うことは特に思い浮かばない。というか、考えられない。
仕事が忙しくて、どこかに行く余裕がないというかどこかに行ったとしても仕事のことを考えてしまうとかとにかく精神的に疲れてる時、何か欲しくなる。何かを買って気持ちを発散させたいんだろうね。
でも何かを買って鬱屈した気持ちが発散された試しがないんだよな。
疲れた、かっこいい服が欲しい→着てく場所も時間もない、着ない
疲れた、楽しそうなゲームが欲しい→やる時間も集中力もない、やらない
疲れた、けど面白そうな本が欲しい→本を開いて読む時間も持ち運ぶのも重いから読まない
行動を伴う物を突発的に買ったとしても基本買ってもやらないから触らなくなるんだよね。
いま大きめなテレビ欲しいんだけどそれもどうなんだろうねって思ってる。結局家でテレビを見ることがあまりないから彼女にもそのことを指摘されてるし買うべきではないのかもしれない。
でもこの鬱屈とした気持ちをどうにかしたいと思って、昨日は散歩した。バッティングセンターを見つけたのでなんとなくやってみたら、コレがすごく気持ちが良かった。
100円ぽっちでスッキリできた。
最近は銭湯に行っても、なんだかスッキリしない、というのも体が疲れてないからだと思うんだけど…それが100円で数分遊んだだけでスッキリできた。物を買うとかではなくスッキリしたな、良かったなって思った。
でも物ではないものでスッキリっていうのを考えてた時、なんとなくパチンコだとかギャンブルにハマる人っていうのは同じように物で満足できない気持ちをギャンブルでスッキリさせようとしてるのかな、とか感じた。お酒飲んだり、キャバクラや風俗に行く人も同じかもしれない。
俺はいつもそういったところに行くくらいなら何か買った方がよっぽど生産的だし自分のためだと思ったり言ったりするけど、精神的に疲れてしまった時はもうどうしようもなくてそういうところに行くのかな、と思った。
とりあえず今はバッティングセンターや銭湯くらいでおさまってるけど、もしこれがもっと年取ってお金に余裕ができてきたら…って思ったら少し怖くなった。
なんとなく年々心が弱くなってきてる気もするし我慢するときの踏ん張りが弱くなってきてる気もするから、精神的に疲れてても踏ん張りを効かせるようなトレーニングもしなきゃいけないなって将来的なことを考えた時に思った。
疲れた時こそ気持ちにブレーキだな。
やり過ぎると壊れるかもしれないからほどほどに…。
って最初から言っちゃうことが気持ちの弱さか?とも思ったり。